デイブ・アプスリー
マジでジャケ買いしました。
ジャケ買いしてよかったです。第14章まであるので、14パートに分けて記事を書いていこうと思います。
というわけで、いろいろ個人の独断と偏見を含めて、語っていきたいと思います。
今日は序章です。
この人は、世界中の頭いい人たちに「人間としてのパフォーマンスを上げるのにどうしたらいいか」インタビューしまくった。
その結果をまとめたのがこの本だ。
- もっと賢くなる方法
- もっと早くなる方法
- もっと幸せになる方法
いろいろな方法はこの3つに集約される。
この方法に、生物学的な理論や脳科学的な理論を組み合わせて、説得力を上げて紹介しよう、というような構成になっている。
生物学的、脳科学的なものが示す先には、必ず人間としての本能が存在する。生きていくために古来から引き継がれてきたDNAに由来している。
このDNAが本能という形をとって僕らに命令をする。「恐怖を感じて生き延びる道を探せ!」「餓死しないように食いまくれ!」「Sexしまくって子供を増やせ!」だ。
こいつらを達成させるために、人間は多大なエネルギーをつぎ込むようにできている。
そう、人間はこれらを達成するためならば、すごいエネルギーを生み出すのだ。
このエネルギーを有効活用してやろう、というのがこの本でずっと語られていることだ。
- もっと賢く
これは、脳を最大限有効活用してやろう、という考え方。脳みそをできるだけフル回転するように仕向けてやる。脳みそにたいするアプローチが書かれている。
- もっとはやく
これは、身体能力をより効率的に使おう、という話。体についてのアプローチが書かれている。
- もっと幸せに
これは、幸福を感じられることはそもそもエネルギーを生み出し、行動を活発化されるということを説明している。心についてのアプローチが書かれている。
これら、脳みそ、体、こころに対して、生物学的な知恵を利用して、本能を排除もしくは有効活用することを、「バイオハッキング」という。
このバイオハッキングの教科書ともいうべき本が、この本だ。タイトルも「超バイオハック」だし。
読んだけど、かなり面白い。
性欲についての考察とか、セックスの頻度はどれくらいがよいのかとかまじめに書かれている。笑えるけれど、人間の根幹をなしているのだから、研究する必要があるのはよくわかる。
というわけで、これからはこの本についてつらつら紹介していきまーす。