前回で、第1巻の紹介が終わりました、やっと第2巻です。
3巻では、伏線君が登場します。コルトゥ博士です。の前に、前回さらっと話したくそみたいな貴族の話をしなければいけません。くそみたいな貴族(ウォルキンス子爵)ですが、戦車で住民を標的に的当てをするという、意味不明な行動をとっています。詳細はまあいいので放置しますが、そんな遊びみたいなことに使用している戦車には、「自動給弾装置」がついていました。時代がよくわからないので話を聞き入れるしかありませんが、この漫画の世界でそれは、最新鋭すぎる技術なのです。
なんでそんなんを一地方の貴族が持ってんねん
当然そうなるので、調査をしようとなり、白羽の矢が立ったのが第3課というわけです。コルトゥ博士はこの国での戦車の権威、「戦車の父」と呼ばれています。
聞きに行きますが、「知らん」といわれてしまいます。ただこいつ、敵っぽいんですね。3課のみんなが去った後に誰かと電話をします。ちなみに、当時は電話も最新技術です。すっごい裏を感じる場面ですよね。
んで、嫌な予感的中で、スパイ的なのが動いて、戦車をめっためたに破壊されてしまい、情報収集ができなくなってしまいます。
せっかくの最新技術でしたから、当然パクりたかったのに…
また、つかまっていたウォルキンス子爵も自殺します(おそらく自殺に見せかけた他殺ですが…)。
そんな感じで、組織的活動を感じながらも、徹底した情報統制をとっている組織が見え隠れする、そんな3巻です
一方で、オーランド伍長の同僚、マーチス准尉(頭キレるキャラ)というのが、どうもオーランド伍長ヤバいやつじゃね?ということに気づきます。性格は普通なので疑いレベルなのですが、戦車と戦うって冷静にヤベエよな、ということに気づき、そのあたりの過去の経緯を調べ始めるというのがこの3巻です。いろいろ紹介の段階が終わって、物語が進み始めた気がしますよね。
今回はここで終わりです。
次は大きなテーマ① 水道局事件の始まりです。
おわり