MASTERキートン 最終巻が前回終わりまして、Reマスターという、続編が1巻だけ出されているので、その紹介をして、MASTERキートンを締めくくりたいと思います。
今回は、QUES7 マルタ島の女神について、紹介していきましょうかね。
~あらすじ~
まず、事前情報として、娘の百合子が結婚して、そしてちょうど離婚したところ、という、連載終了から約10年後の世界が舞台となります。
場所はクレタ島。離婚して一人でクレタ島まで仕事に行っている百合子と、離婚の事実だけを聞かされて、なんで離婚したのかわかってないし、自分も離婚経験のある父親、キートンさんとのやり取りが良いです。
キートンさんが、娘の百合子にあうため、仕事場であるクレタ島まで向かいます。クレタ島では、百合子とその仕事仲間が仕事しています。キートンさんも学者ですから、キートンさんも手助けしながら、一緒に仕事を進めていきました。
その結果、結構大きな発見ができた、という感じで話は終わります。
最後に、キートンさんは、別に仕事を手伝いたくて百合子のところに来たわけではありません。間違いなく離婚の原因とかいろいろ聞きたかったはずですが、
そんなキートンさんが最後の別れ際に一言
「つらいことを半分に、、、いや、、楽しいことを倍にしに来た」
と言ってエンディングを迎えます。
~あらすじおわり~
キートンさんは、間違いなく娘のことを心配で
「なんで離婚したんだ」
「仕事は大丈夫なのか」
とかいろいろ聞きたかったことがあるはずです。
この話の前の話で、いろいろ伏線はちりばめられていたのですが、キートンさんも自分が離婚していますから、そんな人にアドバイスなんてできない、そんな気持ちがあったと思います。
その結果、娘に離婚の原因を聞きたいけれど聞かない、楽しいことを倍にしに来た、と言うだけに留めたわけです。
なんかいい父親だなあ、と思いました。別に会ってもどうせ聞かないなら来るなよ、とか言いたくなりますが、楽しいことを倍にしに来てくれるなら仕方ありません。
元気づけてくれるなら仕方ありません。
素直に元気づけられてやりましょう。
という気持ちになりました。
今一人暮らしですが、コロナになる前は結構よく親が家に来ていました。
それも、大した用もないのに…
たぶん、キートンさんと同じ気持ちだったのでしょう。
元気づけに来てくれたのでしょう。
なるほどな、と思いました。
なんか、素直に喜べそうです。
なので、逆に、僕も実家に帰ろうと思いました(コロナ次第ですが…)
何の意味もなく実家に帰って、親の楽しいを倍にするためだけに帰りたいと思います。
そんなくらいで役に立てたらいいなと、そんなほっこりする気持ちになった話でした。
ちなみに、次の話はかなり重いので、まあその辺はバランスの問題ですな笑
というわけで、MASTERキートンのご紹介は終わりです。
明日から何にしようかなあ…
おわり
あでぃおす