さて、本日は10人目にあたる、創価学会3代目会長、池田大作について書いていきたいと思います。
なんか、創価学会の名前のでかい建物が道沿いとかによくあるよな、一体何なんだろうな?という感じでした。
そもそも宗教だったんだ、というのも、ここ最近知った話です。
名前が○○宗じゃないし、一体何の組織なんだ、という話です。
なんか公明党と仲がいい、程度の認識でした。
しかし、この事実が、日本の戦後を動かした、と考えてもいいくらい、大きな出来事なのだと思います。
池田大作は、創価学会の3代目会長で、創価学会の教えを全国に、そして世界に広めた人です。
池田大作個人についてというよりも、創価学会、というものにスポットライトが当たると思いますが、創価学会は、日蓮を祖とする日蓮正宗に源流を持つ宗教組織です。
日蓮は、僕も「まんが日本の歴史」で読んだことがあったので知っていました。
だから、あ、普通の宗教組織なんだ、とまずは思いました。
でも、創価学会のすごいところは、日蓮の教えを布教したというよりは、現代風にアレンジして布教したので、その広まり方が尋常じゃなかったことです。当然、布教活動も熱心に行っていました。
「人間革命」
という言葉があります。
熱心にお題目を唱えて一所懸命に生きることで、自分の運命を変えられる、という考え方です。
日蓮宗の最大のライバル?である浄土宗、浄土真宗は、死んでから極楽浄土に行けるようにお願いする宗教です。
逆に、日蓮宗は、唱題というものを唱えて、今を頑張って生きれば、現世をよりよくできる、より強い仏国土にできる、というような考え方をしています。
ですから、「人間革命」も日蓮の考え方をアレンジした、と言っていいと思います。
そうして、日本そして世界に多くの信者を持つまでに至りました。
そして、その信者の組織を後援に持っているのが、公明党です。
これの何がすごいかって、選挙の時にある程度の票が見込める、ということです。
めちゃくちゃ強いと思います。
変な車に乗って「○○○○、○○○○を宜しくお願いします~」とかいう選挙活動をしなくても、ある程度の力をもっているわけですから、、、
現在、自民党と連立政権を組んでいます。
創価学会という1宗教組織が与党にいるなんて!という批判がありますが、それとは別に、実質的に自民党をけん制している力を有しているのは公明党だ、という肯定的な意見もあります。
自民党も、やはり創価学会の持つ票が欲しいわけです。ですから、選挙の時に公明党のバックアップがあると非常に心強い。
というわけで、自民党は公明党のいうことを聞かなきゃいけない、というわけです。
面白いなあ、と思いました。野党として戦うのではなく、こういうしたたかな戦い方もあるのか、と。
そんな感じで、今は公明党や創価学会については、割とフラットな目線でみています。昔はちょっと怖いな、と思っていたのは事実なんですが…
さて、そんな公明党や創価学会で、現在懸念されているのが、池田大作会長の後継者です。
この池田大作という人、今回は書きませんでしたが、めっちゃすごいカリスマ的な存在なんです。
そんな人が今90歳を超えている、、、
後継者が気になるところです、、、それによって組織の力も変わってきますから。
下記に幾度となくあった危機も乗り越えてきた創価学会は今後どうなるのか、新聞で記事を見かけたら興味を持ってみてみたいと思います。
おわり、
あでぃおす
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