この前、コテンラジオの、チンギスカンの話を聞きました。
面白かったです。
なんか、遊牧民族で、モンゴル帝国をめっちゃでかくした人、という印象で、前後のつながりとか全然知りません。
そうなんです。私の世界史の知識は、高校で再試を受けたほどの知識なのです。
世界史で覚えたことは、コンスタンティノープル、という都市があった、ということくらいしか覚えておりません。
そんな私に世界史の知識や日本史の知識を授けてくれるのが、このコテンラジオ、というPodcastです。
無茶苦茶調査しているんだろうなあ、という情報量に加えて、めっちゃフランクに喋ってくれるので、すごく聞きやすいですね。
ちょっと起業家目線が多いので、庶民的には、「??」となることもありますが…。
たまに普通に下ネタが入るので、学生にはあまりお勧めできないかもしれません…
さて、チンギスカンの話に戻りますが、チンギスカンが、モンゴル帝国を作った理由がちょっと面白かったです。
別に、世界の大帝国を作るんだ!という意気込みで作ったわけではなさそうだ、ということでした。初めて知りました。
むしろ、「鉄」という資源を求めてひたすら走り回った結果、めっちゃ国がでかくなっちゃった、というような趣です。
そして、なぜそんなことができたのか、いくら鉄が欲しいからって、そんな簡単にユーラシア大陸のほとんどを征服するなんて無理だろう、と思います。
それに対して、すっげえ、明快な答えが返ってきました。
「めっちゃ強いから」
だそうです。簡単でいいですね。
強さの源泉は、遊牧民族であるということ。
つまり、普段から馬に乗り回しているということです。
これが死ぬほど強いらしいです。
まあ、F1レーサーとペーパードライバーでどちらが運転うまいか競う、みたいな感じでしょうか。
普段から車に乗っていればその分運転がうまいですから、素人ドライバーには勝ち目はありません。
これくらいの差があったんだと思います。
まあ、他にもいろいろエピソードがあったのですが、この話が一番面白かったですね。
だって、そりゃ強いよね、って感じしましたもん。
基本普通の兵隊は、金のない農民ですから、馬なんか乗りこなせないわけです。
しかし、遊牧民族は全員が馬に乗れる、全員がF1レーサーな訳です。
そりゃ勝てねえわ、って気がしますよね。
そりゃそうだな、とは思いますが、それを、やっぱりテンション高く喋ってもらえると、本当にそうなんだ、という気がしてきます。
低いテンションで授業っぽく話されたら、そんなに面白くも感じねえんだろうなあ、と思いました。
このラジオは、感情めっちゃ乗っけながら話しているのが、すごく面白いのかなあ、と分析してしまいました。
とりあえず、チンギスカンも、めっちゃ面白かったです。
終わり
アディオス