さて、風が吹き荒れている東京で、書評
「スタンフォード大学 マインドフルネス教室」
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スタンフォード大学 マインドフルネス教室 [ スティーヴン・マーフィ重松 ] 価格:1,870円 |
について書いていきたいと思います。
「マインドフルネス」という、近年話題になっているものを取り上げていたので、気になって読んでみました。
スタンフォード大学の授業の内容だから、
「めっちゃ科学」のこととか「脳がどうのこうの」
というのが書いてあるのを想像しておりました。
しかし、そうではなくて、非常に人間臭いといいますか、過去の事例やこの先生の個人的体験を中心に語られている、といった本でした。
そういう言い方をすると、
万人には通用しないことが書かれているのではないか?
という気にさせてしまったかもしれませんが、そんなことはありません!
というか、むしろ、日本人にはすごく相性のいい本なのかな、と思っています。
この先生は、日本とアメリカを行ったり来たりしながら、瞑想の研究に励んできました。
ですから、日本の事例がかなりたくさん出てきます。
先生のおばあちゃんが日本人だった、らしいのですが、そのエピソードなどは非常に日本的で、なじみのある内容になっていると思います。
個人的にはですが、
アメリカ人を対象にした実験結果によって、
「人は○○という考え方をしがちだ」
という実験結果だと、やっぱりアメリカ人には当てはまるけど、日本人には当てはまらないような気がするんですよね、
特に、心理学系の中身だと、、、
だから、日本の内容が書かれている本のほうが、科学的なデータがなくとも、より信頼出来る、ような気がします。
当然、スタンフォードの先生が言っているから!という前提がありきですがね。
さて、ここで内容を簡単に説明しますと、この本では、マインドフルネスを
念
初心
本当の自分
絆
傾聴
受容
感謝
の章を分けて説明しています。どれも大事なのですが、このすべての基礎となるのが、念の部分で、
「いま、ここにいる」
ということを、感じることです。
これがあったら、先ほどご紹介した初心や本当の自分や傾聴といったことが自然とできる、という内容になっています。
この章に書かれてあることができたら、結構ガチのマジの聖人君主みたいな人になれるんじゃねえかなと思います笑。
優しいおばあちゃんみたいな人間になれそうだなあ、と、、、
そんな人間になりたいなと思う人はぜひ、一度読んでみてください笑。
瞑想、マインドフルネスの大事さがよく分かります。
効果は保証しません笑
僕もこれから聖人君主になれるよう努力します!
おわり
あでぃおす
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スタンフォード大学 マインドフルネス教室 [ スティーヴン・マーフィ重松 ] 価格:1,870円 |