ふぃじーの読書日記

日々読んだ本についてゆる~く感想を書いているブログです。

書評:人間失格 太宰治著 ~気持ちをここまで表現できるのはすごいわ…

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今回は、太宰治

 

人間失格

 

人間失格 (角川文庫) [ 太宰 治 ]

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感想(23件)

について書いていきたいと思います。

 

 

なかなかえぐい本でした。

太宰治本人がモチーフになった小説、ということらしいですが、内面描写がなかなかにえぐいです。

 

そして、何よりも「ダメ人間」と言いたくなるように書かれています。

 

ひどいっすよ。突然女性を裏切るし、親に金借りて遊びまくるし、酒におぼれるし、浮気はするし、、、

 

まあ、なかなかにひどいことをしておりました。

 

そんな男の小説ですが、まあ、正直、

「やらないけれど、気持ちは分かる」

っていう内面描写が結構あるのが、この小説の最大の魅力ではないでしょうか。

 

僕も当然、心に弱い部分がありますし、対人関係において

「怖い」「嫌われたかな?」

なんて思う場面は、生きてきてありました。

 

なんか、そういう部分がすごく細かく書かれているんです。

 

人に悪く思われないように、自分を偽ったりだとか、そういうことをしている場面なんかは、

「分かるわあ」

と思っていました。

 

そういう場面がちょくちょくある反面、「さすがに理解できん」、という場面もあります。

僕には仕送りがつきたからといって女性のところに行って

いわゆる「ヒモ」になろうとは思いませんし、、、

 

つーかできねーし、、、

 

文庫で200ページもない本なので、そうですね、3時間くらいで読み終わりました。

小説はすらすら読めるものです。

しかしやはり、少し古い小説なので、日本語がどうしても古く読みづらい部分がありました。語尾とか…

 

ですが、内面描写は今の時代でもレベルが高いな、と思った良質な小説でした。

内容はともかく…

 

太宰治は「走れメロス」しか読んだことがありませんでしたが、その次?に有名な人間失格を読めてよかったです。

 

おわり

アディオス

 

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