今日は、
事実はなぜ人の意見を変えられないのか
ターリ シャーロット著
について書いていきたいと思います。
すごくざっくりいうと、
- 理性だけでは人は動かない!
- 人の感情=脳みその中枢に働きかけると、人はものすごく影響を受ける!
ということです。
「扁桃体」などの、脳の感情を司る部分に働きかけるように伝えると、人は動きます。
一方で、事実は、「扁桃体」を揺さぶりません。
何が扁桃体を揺さぶるのか
ストーリー
です。シンプルな答えですね。
これは、人類が生まれてからずっとそうなのでしょう。
人の感情を動かすには、ストーリーで物事を伝えることが非常に大事なのです。
聖書とかもストーリー仕立てですしね。
ということをつらつらと書かれている本でした。
この本で一番おもしろ!!と思ったことが、
「論文を非常にわかりやすいストーリー仕立てで書いてある」
ということです。
ストーリーで感情を揺さぶることが大事だよ、という主張をしている本ですが、しっかりとその主張には論文をもとにした根拠もありました。
その根拠をキチンとストーリーで伝えているあたり、著者の主張をきちんと使っていますね。
いずれにせよ、この本を読むと、よりよい説得、人を動かす説得の仕方の根本のところ、
「ストーリー性を持たせた説明の重要性」が分かります。
今後の人生でどういう形で人を説得していくか
という部分において、いい考え方をインストールできました。
最近、Notionというアプリで読書記録を管理しているのですが、評価は★4つでした!
ちなみにくそほど便利なアプリっす。
★5つがマックスですが、それはなかなか与えられませせんからね。
おわり
あでぃおす