さて、今回は中田考著
イスラーム入門 文明の共存を考えるための99の扉
について書いていきたいと思います。
このブログでは、今まで書評という形でやってきましたが、今回からは
「一言要約」
という要素も加えてやっていきたいなと思います。
というのも、ただ僕の感想を書くだけではなく、何か読んでいただいた皆さんのお役に立てれば、と思いました。
その中でどんなコンセプトがいいかな、と思ったところ、、、
本を実際に読む前に、
「結局どんな本なの?」
という疑問に答えられたらよいな、と思いました。
その結果が、「一言要約」という形です。
まあ、この辺について詳しく書いても誰も興味ないので、早速やっていきましょう!
コンセプトに従って、一言で本の要約すると
「イスラームに関する単語を通して、ざっくりとイスラームという宗教や文化がどんな感じなのかふんわり伝わってくる本」
です。
一言といってもこれくらいはいただかないと無理でした。
99個の、イスラームに関わる単語や人物ごとに99個のトピックを解説している本です。
コーランや、ハディース、ジハードといった単語が、どういう意味で、どういう役割を担っているのかを教えてくれます。
適当に99個並べられているわけではなく、ある程度まとめられて書かれていました。
すごく詳しく書かれているわけではなく、「はえー」となるくらいのレベルで書かれていますが、知らない単語が多すぎて、結構混乱するのもありました。
95個目の紹介時に4個目で初めて知った単語が出てきたりすると、何のことか覚えていない、みたいなことがよく発生します。
ですが、そのおかげて、
「あー、こんだけ出てくるということはこの単語は大事なんだな」
ということが分かったりします。
まず、イスラームという宗教、文化に関する何かとっかかりを、という人にはおススメかもしれません。
現代で問題になっていることも後半で取り上げられているので、より身近に感じられると思います。
いずれコーランも読んでみたいですね。
おわり
あでぃおす。
著者は他にもこんな本を出してました。