さて、本日は、塩田潮著
大阪政治攻防50年 政党維新と商都攻防の戦後史
について書いていきたいと思います。
前回に引き続き戦後史シリーズですね。
この本について、一言要約をするとですね、、、
「政治は人間がやっている」「府政も結局オカネが大事」
といったところでしょうか。
政治に関してはわからないところが多いですが、この本を読んでみると、政治によって決めることの多くが、生々しく人間が決めているということです。
なんか、
大阪出身の政治家が政府中枢にいたから大きな公共事業が進んだとか、
橋下徹という人気者がいたから維新が伸びたとか、
そういう、なんか生々し世界なんだな、と思えます。
あとは、ひたすらに「金」「経済」がいかに重要か、という感じでした。
経済成長がいかに大事なポイントか、稼いだ「税金」の運用をどうしていくのか、というのが結局市長、首長に課せられている課題なのだと思いました。
- 経済成長とはすなわち、収入(税収)を増やすこと。
- 増やした税収で一体何を為すのか
この2つが基本的に首長に課せられているものっぽいです。
その中で、後半は橋下徹以降の大阪維新の会が何をしてきたのか、という部分が書かれていました。
私は2012年から10年ほど関西にいましたので、まさに維新政治がしてきたものを多少は見てきました。
2つは確実に言えます。
「地下鉄のトイレがきれいになった」
「観光客が爆増した」
これは間違いないですね。
コロナ前とか、難波とかいきたくないな、というくらい観光客がいました。
商店街に爆買い客があふれかえっていました。
間違いなく税収は増えただろうな、という感じです。
そして何に使ったか、
「地下鉄のトイレ」だと思います。知らんけど。
あれは大阪府か大阪市が補助金かなんか出してきれいにしたんちゃうかな、と思っています。知らんけど。
マジで使いたくないくらい汚かったですが、きれいになりました。
梅田もいっぱいビル出来ましたし、きれいになりました。
なんか最近は給食費を無性にするだとか、高校は無償化とか言っていますが、そんなことされるとすみたくなっちゃいますね。
何にせよ、地方創生だなんだと言われている時代ですから、日本で一応2番目の都市である?大阪が頑張ってもらわにゃ困るので、頑張って!
おわり
あでぃおす