さて、本日は
「図解 世界史」世界史徹底マスター
まがいまさこ 著
について書いていきたいと思います。
こちらも一言で要約?すれば、
「世界史 入門書」
といったところでしょうか。
私は高校は世界史選択ではないですし、大学も理系だったので世界史と触れる機会はほぼありません。
高校1年生の時に授業があって赤点をとったことしか記憶はありません。
そして、「コンスタンティノープル」という単語しか知らない人間でした。
ですが、歴史を面白く学ぶ「Coten Radio」に出会い、ちょこちょこ歴史を学ぼう、という育ってきた人間です。
このポッドキャスト、面白いっす。
こんな感じの全然知らない人間が読む教科書として、、一度日本で学ばれている世界史とはどんなものなのか、というのを知るにはいい感じかもしれません。
絵も多いですし。
別に暗記しよう、というような感じで勉強しようとしてはいないので、
「はえー」「変な名前」
くらいの感じで読めるとは思います。
ですが、世界史を勉強しよう、知ろう、という人以外には特に面白くもないと思います。普通に簡易版教科書ですし。
そんなに面白い本ではないです。当たり前ですが、、、
ここからは、コテンラジオ的な話になります。
この本に限らず、歴史の教科書全般にとってですが、
「ヨーロッパを統一した」
「十字軍を追い返した」
と、一言で書かれている事象がありますが、これって実はとんでもないことなんです。
ヨーロッパ統一とか、現代的に考えたら無理ですよね。そういったことが歴史上は起きています。
でも、教科書上は「統一した」の一言だったりします。
まあ、2000年以上の歴史を1冊にまとめようというのだから、仕方ないのですが、それにしてもなんか、さみしいものを感じます。
映画にしたらくそ面白いんだろうなあ、というような事象が歴史上には多くあります。
文字の発明とか、産業革命とか、ロシア革命とか、簡単に書かれていますが、どれだってとんでもないことです。
この感覚をもって歴史の事象を知っていくと、面白い気がしました。
私は太平洋戦争史は、色々と反省と勉強が多い歴史だと思って、割と勉強の対象なのですが、アメリカ南北戦争とか、フランス革命とか、イラク戦争とか、その辺の詳細についても、いろいろ勉強できるなあ、、、
そう感じる1冊でした。
あと、歴史もそうですが、現代史ももっと勉強しようと思いました。ソ連崩壊とか冷戦とか、イラン・イラク戦争とか、あの辺は実は多くを学ばせてくれる気がします。
おわり。
あでぃおす。