
さて、本日は青木聡志さんの『美しくバズる技術』について書いていきたいと思います。
最近、バズって楽して稼ぎてえ、と思って生きてます。だけど
「フォロワー1万人超えたのに全然稼げない」
「バズったけど売上につながらない」
みたいな話があるらしい。
僕自身もブログを書いてますが、ほぼ売り上げにつながってません(つらい)。
そんな時にこの本のタイトルを見つけて、正直「またバズり系の胡散臭い本かな」って思ったんですが(失礼)、読んでみたらめちゃくちゃ納得できる内容でした。
この本が教えてくれること
著者の青木聡志さんは、実際にSNSマーケティングで成果を上げてる方らしいです。
全5章構成で認知から売上までの流れを体系的に説明してくれてます。
「認知→ファン化→集客→信頼構築→販売→リピート」
っていう7つのプロセスが明確に示されてて、読んでて「あー、こういう流れなのか」って腑に落ちました。
でも何より印象的だったのが、冒頭で
「ただバズるだけでは全くもって意味がない」
って断言してるところ。
多くの人が勘違いしてる「バズる=成功」っていう思い込みを、最初からバッサリ切り捨ててるんですよね。
この本が提案してるのは「美しくバズる」という考え方。
つまり、明確な目的を持って、その目的達成につながるバズりを起こすってことです。
特に印象的だった3つのポイント
YouTubeアルゴリズムの本質が分かった
YouTubeアルゴリズムの仕組みを分かりやすく解説してありました。
今まで「なんでこの動画がおすすめに出てくるの?」って疑問に思ってたんですが、この本を読んで仕組みが理解できました。
要するに、AIが各ユーザーの趣味嗜好を分析して、その人が好きそうなコンテンツをおすすめしてるだけなんですよね。
だから重要なのは、最初に明確なペルソナを設定すること。
誰に向けて発信するのかを決めて、そのペルソナが普段見てるようなコンテンツジャンルで、魅力的なサムネイル・タイトルを作って、質の高い動画を継続的に投稿する。
これがアルゴリズム攻略の本質なんだと理解できました。
YouTubeが評価してるのは、
- 視聴クリック率
- 平均視聴時間
- 視聴維持率
- 視聴者からの反応
- リピーター発生率
この評価項目を意識してコンテンツを作れば、自然とおすすめに乗りやすくなるってことですね。
競合との差別化についても詳しく書かれてて、権威性、親しみやすさ、個性、編集、説明のわかりやすさ、エンタメ性、ビジュアルの7つの要素で勝負するって話も参考になりました。
ショート動画の「2秒ルール」と「7秒の壁」
TikTokとかYouTube Shortsの戦略も目からウロコでした。
最初の2秒で興味を引いて、7秒までに「最後まで見るメリット」を提示する。
この2段階構成が重要なんですって。
人間が興味を持つパターンっていうのが本能レベルで決まってて
- 珍しい映像
- 可愛い映像
- かっこいい映像
- 反社会的映像
- 圧倒的なメリット
- 見ないと損する系
確かに、ショート動画ででついつい見ちゃう動画って、この6つのどれかに当てはまってる気がします。
「反社会的映像」っていいんかいなって思いましたが、炎上系とか政治系って確かに見ちゃいますもんね。人間の本能をついた戦略だなと。
「無償奉仕は現代の錬金術」という考え方
個人的に一番響いたのがこの話でした。
販売のフェーズで重要なのが信頼構築で、そのために必要なのが無償奉仕。
売ろう売ろうとするんじゃなくて、まず無料で価値を提供しまくる。
そうすると信頼されて、結果的に売上も上がるっていう話です。
「下心のない優しさが最強」
「人は下心のある優しさは嫌う」
みたいな感じで、ビジネス書なのに人の心に寄り添う話になってて面白かったです。合理性の真逆みたいな。
でもこれって本質的には正しいと思うんです。
お客様が恐れることは「損をした」という気分だから、それを回避するために最も効果を発揮するのが無償奉仕だっていう考え方が印象的でした。
正直な評価
良かった点
とにかく実践的なのが良いです。理論だけじゃなくて、具体的にどうすればいいかが明確に書いてある。
YouTubeの評価項目5つとか、Instagramのフィード投稿で反応を上げる工夫とか、すぐに使えるノウハウが満載でした。
特にInstagramの「13文字ルール」(1枚目の画像は13文字までで文字を大きく)とか、「10枚重ね投稿が必須」とか、濃いフォロワーを集めるためのいいね回り戦術とか、明日から試せるやつばっかり。
あと、各プラットフォームの特性をちゃんと理解して説明してるのも好感が持てました。
YouTubeとYouTube Shortsは違うし、TikTokとInstagramのリールも微妙に違う。
そういう細かい差異をちゃんと説明してくれてます。
全体を通して、単なるテクニック論じゃなくて、なぜそうするのかっていう理由も含めて説明してるのが良かったです。
コンセプト設計の重要性から始まって、最終的な販売まで一貫した流れで書かれてるので、全体像が見えやすい。
気になった点
情報量が多すぎるのがちょっと気になりました。
YouTube、TikTok、Instagram、Twitter、LINE公式アカウント、全部やるとなると、かなりの時間と労力が必要になりそう。
個人でやるには現実的じゃない部分もあるかも。
コスパがいいとも言えますね笑。
あと、一部の情報が古い可能性もあります。SNSのアルゴリズムって結構変わるので、この辺は仕方ないとは思いますが。
特にTwitter(現X)の情報は結構変わってるんじゃないかな。
完全初心者には少しハードルが高めかもしれません。
ある程度SNS運用の経験がある人向けって感じがしました。
ペルソナ設定とかコンセプト設計の話も出てくるので、マーケティングの基礎知識があった方が理解しやすいと思います。
こんな人におすすめ
フォロワーは増えたけど売上に繋がってない人には絶対読んでほしいです。
なんで収益化できないのかがよく分かると思います。
SNSでビジネスやりたい個人事業主、YouTube・TikTok・Instagramを戦略的に使いたい人にもおすすめ。
「なんとなくSNS運用」から脱却したい人にも良いと思います。この本読むと、なぜそのコンテンツを作るのか、何のためにそのプラットフォームを使うのかが明確になりますから。
あと、2025年のSNSトレンドを知りたい人にも参考になると思います。各プラットフォームのアルゴリズムの現状とか、効果的な運用方法とか、最新の情報が載ってるので。
まとめ
久しぶりに「これ買ってよかった」って思える本でした。
タイトルがちょっと胡散臭いけど(笑)、中身はガチで実用的です。
「美しくバズる」っていう考え方が特に印象的で、ただ注目を集めるだけじゃなくて、ちゃんと目的を達成するバズりを起こす。
これは大事な視点だと思いました。
結構読み応えのある本でしたが、内容は分かりやすく書かれてるので、SNSをビジネスに活用したいと思ってる人なら十分理解できると思います。
実践的なノウハウも多いので、読んだらすぐに何かしら試してみたくなる本です。
2025年のSNS戦略を考える上で、読んで損はない一冊だと思います。
みなさんも読んだら感想聞かせてくださいね!
おわり。
