隣の億万長者が17時以降にやっていること
島村吉洋 著
少し前、有楽町の本屋でランキング1位だったので、買ってみました。
この本は、10代で起業した実業家の筆者が説く
「億万長者たちが時間を何のために使い、日々のルーティンをどう積み重ねているのか」
について書かれています。
億万長者たちがお金を稼いだ秘訣は、特別な才能や環境ではありません。
彼らが成功した理由の多くは「日々の小さな行動」にあることが、この本を通して伝えられています。
では、具体的に彼らは何をしているのでしょうか?
それは、サラリーマンが17時以降に実現できることでした。
本書の概要:隣の億万長者たちが実践する17時以降のルーティン
億万長者になるため、というか、成功するために必要なことは
「コミュニティ」
です。
コミュニティを作って、コミュニティを利用していけば、やりたいことで成功できる、というのが、この本で一貫して語られれていることです。
そのために、地道に時間を使い、地道に人脈を広げ、地道に信頼関係を築くことを重要視しています。
サラリーマン的に言えば、終業後の夕方以降の時間を使ってコミュニティを作って、そこからビジネスを発展させていく、という形です。
コミュニティの仲間と一緒にビジネスを立ち上げることもあれば、お客さんになってもらえることもあります。
コミュニティを作るということは、先にお客さんを確保しておく、ということだったりします。
その状態でビジネスを開始すれば、失敗のリスクが大きく減ることになります。
だから
「何よりもまずコミュニティを作れ」
というのが、この本の最重要テーマです。
感想:億万長者の習慣を取り入れるためにできること
この本を読んで、最も共感した部分は
「当たり前のことを当たり前にやる」
という点でした。
コミュニティを作るということは、人間関係を作るということ。
そこに信頼関係は必須です。
信頼関係を築くためにはどうしたらよいのか。
その答えが
当たり前のことを当たり前にやる
です。
これは本当にその通りで、意外と難しいものです。
「いつでもできること」を「いつでもやっている」とは限らない。
お金を稼ぐとかの前に、人としてきちんとやるべきだな、と思いました。
そういう積み重ねが、たぶん大事なんだろうと感じました。
また、「相手のために手間を惜しまない」ことも重要。
これも、意外とできないものです。
こういう、「自分が損するかも」という考えがあるとできないようなことは、やらないようにする。
逆に、そこに喜びやうれしさを感じられるような人間になりたいなと思いました。
その結果、お金がついてきたらラッキー。
と、宝くじに当たった気分でいると楽かもしれません。
お金の稼ぎ方もそうですが、それ以上に人としてどうあるべきか、というような部分まで教えてくれた本のような気がします。
終わり。
オーディオブックも、通勤中や家事の合間に勉強出来てオススメ!