にわとり、働きたくない

哲学・心理・生き方に関する本や漫画の感想を、ゆるく続けるにわとりの読書ブログ。共感と気づきがちょっとだけあります。

副業月5万円の僕が『フリーランスの教科書』から学んだ、次の壁を超えるためのヒント【書評】

実は3か月ほど前から、副業で月5万円ほど稼げるようになりました!

そこまではいいんですが、いったんここで打ち止めで、単価も上がらないからバイト感覚だなあと思っていた今日この頃。

フリーランスの教科書』は"これからどう稼ぎを伸ばしていくか"を考えるためのヒントをくれました。

 

 

この本には、もっと基礎的な「フリーランスとは何か」「確定申告のやり方」なども丁寧に書かれています。でも正直、そういう部分はいらないです。稼げる方法だけが知りたかったので笑。

だから今回は、僕が特に注目した「営業」「案件獲得」「ブランディングに絞って感じたことを整理してみたいと思います。

SNS発信は、もはや営業そのものです

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まず「SNS発信=営業」という考え方。

僕自身もSNSは使っているんですけど、ただ見てるだけの放置アカウントです。

でも本書では、実績作りや信用構築のために日々発信していくことが、営業の一環として捉えられていました。

好きなことを継続して発信するだけでもOK」だそうな。

発信の目的は、見られることではなく信頼を積み上げること。

真面目に取り組まなくちゃあかんなあと思いました。

営業とは「売り込む」ことではないんです

もうひとつ、目から鱗だったのが「営業=売り込み」ではなく、「価値を提示する行動」という捉え方です。

僕もこれまで、営業ってなんだか苦手なイメージがあったんですよね。

前の職場でも、飛び込み営業的なのにはじゃなくさいなあ、とか思っちゃってたし。

でも、「こういう悩みを持っている人に、こういう解決策を持っているよ」と伝えるのが営業なら、やれるかもしれません。

ブランディングは「何をやるか」より「何をやらないか」

自分のプロフィールやキャッチコピーも考え直さなくちゃいけないっぽいです笑。

「15文字以内で伝わるキャッチコピー」とか「色を使いすぎないプロフィール」など、インスタを中心にいろいろ注意するポイントが書かれていました。

ちゃんということを聞かなくちゃ!

そして、ブランドを作るうえで大事なのは「自分が何者か」を明確にすることです。特に小規模ビジネスや副業なんかではこれは重要です。

これは逆に、「何をしないか」をはっきり決めることにもつながります。

僕の場合、「1時間1500円以下の仕事はしない」「やり取りがだるい人の仕事は受けない」という基準を設けることで、相当すっきりするような気がしています!

狙うべき業界も見えてきました

人材・不動産・教育・保険など、フリーランスが活躍しやすい業界も具体的に紹介されていました。これらの分野で「SNSで価値発信ができる個人」として存在感を出すことで、自然と仕事につながる可能性があるんです。

とはいえ情報が少し古い部分もあったので、ここは自分でもアップデートしていく必要があるなと感じました。

自己管理で参考になったこと

心に残ったのが、「予定は先に入れてしまえ」というアドバイスです。

これはマジで僕のようなさぼりがちな人にはおすすめです。

締め切りが早くなる効果があるんですよね。その結果頑張るっていう…力技ですが笑。

僕はこれは確かに実体験としてもそうなので、より取り入れていきたいと思いました。

まとめ:『フリーランスの教科書』を読んでやるべきこと

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この本を読んで、僕がやると決めたことは以下の通りです:

  • SNSを「営業ツール」として捉え直す
  • 発信する内容と見せ方を整理する
  • 「売る」ではなく「価値を伝える」営業スタイルを意識
  • 自分の単価と時間の価値を見直す
  • 狙う業界を再調査し、自分の立ち位置を固める

副業で月5万円まで来た人にとっては、次の壁を越えるための「営業」というヒントが詰まった本でした。初歩的な内容を飛ばして、自分に必要な部分だけを抽出して読むのも、アリだと思います。