という本を読みましたので、今回紹介させていただきます。
「日本人にはリーダーシップ力が足りない」
「それが世界との競争力を失わせているんだ」
P&Gでマーケティングを学び、USJを再建させた森岡毅氏(株式会社刀CEO)による、リーダーシップの育て方の本です。
日本は文化的に
「欲がなく、周りと強調すること」
が重視される文化です。
この文化では育てにくいリーダーシップを、どのように育てていくのか。
そんなことが書かれた本です。
リーダーシップの育て方の要点
元々リーダーシップを持っている人もいます。
しかし、なかなかリーダーシップを発揮できない性質・性格の人も当然います。
が、重要なのはそこではない。
一番重要なのは
「欲を持つ」
ことである。
この欲によって、リーダーシップを発揮した際に傷ついたり・怖いものを乗り越える。
何よりも、「自分の欲望」だからやりたいし、本気になれる。
この欲の対象を探せ
というのが要点です。
もっと細かいことが本には書かれています。
私が読んで感じたのは「欲」「情熱」みたいなものをもっと出して働けよ
というようなことだったと思います。
もちろん、これはリーダーシップほしい・発揮したい!という人に向けて書いているので、そうではない人はそこまでする必要は当たり前ですがありません。
誰もが人を動かせる!感想
最初の感想は、「理系っぽい」な、と思いました。
もうすこし、リーダーシップを発揮させるための方法論的な話かなと思いましたが、一番大事なのは「欲」である。
欲が無いものを頑張れないから、まずそれが大事。
生物として人間をとらえていて、まずそこをベースにして考えている感があって、納得感は高い本でした。
確かに傷つくのを乗り越えるには、それを超える欲望しかないかなあ、ってくだりがありました。
その通りすぎて何の反論もできないな、と思いました笑。
リーダーシップの個別の方法論の前にこの本を読むと、リーダーシップの本質、メンタルの方向性が分かるかな、と思いました。
リーダーシップについてぼんやり悩んでいる方はぜひ、下記リンクから購入して読んでみてください!!