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マスターキートン7巻~人生の達人(マスター・オブ・ライフ)~書評:浦沢直樹

人生の達人(マスター・オブ・ライフ)になろうぜ!

 

 

 

マスターキートンはどんなマンガ?

 

考古学者兼保険の調査員である平賀・キートン・太一が主人公のマンガです。

実はイギリス特殊空挺部隊SAS)に所属していたこともあるサバイバルのスペシャリストでもあり、設定もりもりの主人公です。

 

この主人公が、昔からの夢である考古学者になりたいのだが、現実は講師に就職することすら厳しい…

仕方なく危険な業務もある保険の調査員をしながら、いろいろな事件を解決していく、という物語です。

 

dic.pixiv.net

 

今回は7巻について書いていきたいと思います。

 

好きなエピソードTOP5には余裕で入る「瑪瑙色の時間」が収録されているので、評価が高い7巻です!

 

 

「瑪瑙色の時間」あらすじ

キートンの小さいころの話

両親が離婚し、祖母の別荘(イギリス、コーンウォール)で過ごした夏の出来事です。

 

その町は、別荘に住む富裕層と、地元民の間にはちょっとした壁がある街です。嫉妬心でしょうか。

 

子供なのでそんなことは深く知らないキートンは、バスの運転手クリスさん(地元民)と仲良くなります。

 

このおじさん、仕事はちゃんとするけれど、仕事が終わったら飲んだくれてしまう…

THE おじさん。

当然、富裕層の子供のキートンにも嫉妬心があったりします。

 

ちょっとした事件があって、クリスさんと仲違いしてしまいます。

その原因は、クリスさんの小さい嫉妬心。

 

反省して、キートンに秘密の場所を教えます。

そこは、すごく海がきれいに見えるところ、そこでクリスさんは立ち直る、というお話です。

 

 

感想~クリスさんが人間臭すぎて共感MAX

僕もそうなんですが、仕事中はなんか謎の仮面みたいなものをかぶって、ちゃんとした人っぽいものを演じることが出来ます。

 

しかし、家に帰ったら、やっすいビールとチューハイで、一日の記憶がなくなります。

すげー堕落します。

 

金持ちにも嫉妬します。当然です。今マジで金がなくなる3秒前ですし…。

 

なんか、そういう人間の弱い部分を書いてくれているので、共感にはそこにはありません。

 

でも、それでも、立ち直ろうとしているクリスさん。

 

僕も多少頑張ろうかな、酒やめようかな。

 

というくらいの気持ちにはなります(本当は副業とかめっちゃ頑張りたいけども…)

 

マスターキートンは全体的に、こういう人間の内面の弱さを描いて、それでも頑張ろう、みたいな感じの話が多くて、泣けてきます笑。

 

いっつもこのエピソードを読んで思います。

 

海でも見に行こうかな

 

 

おわり

あでぃおす。