ということで、
星 渉著
99.9%は幸せの素人
価格:1,540円 |
という本について書いていきたいと思います。
99.9%は幸せになるためには、あまりに素人だそうです。
なかなか言い切りましたね、という感じがした本です。
絶対僕とか素人やん、と思いました。
ということで、内容に関しては書いていくと、
- お金
- 友達付き合い
- 結婚
- モノの見方
というような項目について書かれていました。
まず、
- お金
- 友達付き合い
- 結婚
この3つに関してです。
簡単に言えば
- お金=いっぱいある方が幸せだ
- 友達付き合い=全員から好かれるのは無理だ
- 結婚=幸せ
友達付き合いに関しては、小学校の時は全員と仲よくしよう、と言われましたが、大人になるにつれて、上記のような思考になっていくのではないでしょうか。
んでですね。
この辺は割と世の中の常識、となっているような気がします。
お金はあったほうがいい。
結婚はしたら幸せだ。
いろんな意見はありますが、おおむね、そのように理解されている気がします。
これを否定しているのがこの本でした。
特に、お金なんかは有名ですが、年収800万円くらいで、幸せ度が高止まりする、みたいな研究があります。
額はともかく、3億とか稼いでも、1千万稼いでも、大体幸せ度は一緒、ということです。
ですから、そこら辺の小金持ちと、ビルゲイツの幸せ度は同じくらいということです。かなり雑なたとえですが…
結婚に関しても、結婚した、ということが幸せを決めるのではなく、その後の結婚生活をどのように過ごすか(著者は「努力」という所に注目していますが…)、という所が大事である、とか書いています。
んで、一番最後の
- モノの見方
という所ですね。
例えば、「ポジティブ思考」というのをこの本ではだめだ、と書いていました。
簡単に言うと、
「何もせずにとりあえずポジティブになろう!」
といってもできねえ、ということです。
もうちょい具体的に作戦を練ってやろうぜ、ということです。
そりゃそうだ、と思いました。
げんなりしているときに、
「元気出せって!」
と言われて元気が出るのなら、そんないいことはありません。
好きなものを食べたり、友達と遊んだりしないと、元気は出ません。そういう対策なしにポジティブになんてなれないわけです。
さて、僕なりにこの本を一言で表すとするならば、
「世の中の人が言っている幸せは、幸せにつながらないことが多い。」
「だって99.9%が間違えているのだから」
という所でしょうか。
そんな感じで、より具体的な内容は説明しませんが、こんなことが書かれていました。
図書館で半年くらい予約を待つくらい、人気作でしたとさ。
おわり
あでぃおす