今回は、ワンメディアCEOであり、ショート動画クリエイターでもある明石ガクトさんの著書
動画大全
明石ガクト著
を読んでみました。
この本は、ショート動画の作り方や活用法などをプロの目線から教えてくれる一冊です。
本書の大事なポイントと感想を紹介していきたいと思います。
本の大事なポイント
『動画大全』で分かったことと、重要だな、と思ったことを僕なりにまとめてみました。
- 試行回数とエンゲージメントが大事
- 電通的な広告の時代が終わり、注目を集められるクリエイター中心の時代へ
- ショート動画が流行ったのは、その作りやすさも要因の1つ
- 文字では伝えられない情報も、動画なら伝えられる
- 冒頭を作りこめ
- 好きこそものの、上手なれ
それぞれ行きましょう。
1 試行回数とエンゲージメントが大事
筆者が一番重要視している部分です。
これは、この2つを高めることで、単純に視聴時間が増える、という話です。
試行回数は動画数。当たり前ですが、動画が多いほど視聴回数も増えます。
エンゲージメントは、「いいね」「コメント」とか、動画に対する何らかのアクションを指すっぽいです。
これが多い、ということは、視聴者にとって何らかのインパクトを残した動画だった、ということ。この2つをとにかく高めよう。というのがこの本の一番大事な要点です。
2 電通的な広告の時代が終わり、注目を集められるクリエイター中心の時代へ
TV広告に時代は終わったそうです。
これは、視聴媒体の多様化によって、TV広告を全員が見なくなったからです。
私の家もテレビはありません。
だからそこでのクオリティアップを求めても、効果が薄くなってきた、ということ。
3 ショート動画が流行ったのは、その作りやすさも要因の1つ
TikTokにはCapcutというアプリがあるんですが、意味不明なくらい使いやすくて、すぐに動画の加工ができます。
それによって、ある程度のクオリティが担保された動画が多量に出回るようになったことも、ショート動画成功要因の1つだとか。
4 文字では伝えられない情報も、動画なら伝えられる
当たり前ですが、歴史上で動画での記録は保存できませんので、文字で代行してきました。しかし今は動画で記録を残せる時代。
絶対にそっちの方が伝える情報量は多くなり、それだけ現代は技術が発展しています。
5 冒頭を作りこめ
みんな集中力がなくなっています。
スワイプするだけですげー面白い動画が出るんだから。
だから、とにかく興味を引くことが大事。
その為の冒頭に力を入れなければ、視聴回数は伸びません。
6 好きこそものの、上手なれ
これは作る側にとってはすごく重要なポイントですね。
好きな事でないと続かない⇒試行回数が増えない
説得力や情熱も、好きなものでないと湧いてこないですよね。
それをちゃんと利用しよう、ということ。それが無いコンテンツは出しても大して伸びねえよ、ということかと思います。
感想
『動画大全』は、ショート動画に興味がある人はもちろん、SNS時代のマーケティングに関心がある人にはすげーーいい本だと思いました。
上では大分端折りましたが、細かい点での情報量は、他の本と比べても圧倒的な量だったと思います。
ショート動画全盛時代の今、やらない手は無い気さえしてくる本です。
ちなみに、
具体的なやり方も結構詳しく書かれていて、ショート動画関係でどれか1冊、と言われたらこれがガリレオさんの本をおすすめします。
そんな本書は、明石ガクトさんのパッションやビジョンが伝わってくる一冊です。
ショート動画の魅力や可能性を教えてくれる一冊です。ショート動画に興味がある人はぜひ読んでみてください。
おわり
あでぃおす