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【書評】白洲次郎という生き方_「かっこいい」生き方とは

さて、今回は

白洲次郎という生き方」

別冊宝島編集部:著

 

 

 

 

について書いていきたいと思います。

 

白洲次郎とは

白洲次郎、この名は日本の近代史において重要な人物です。

彼は戦後、吉田茂とともに日本の戦後処理で重要な役割を果たしました。

しかし、彼の成果を越えて、私たちが見るべきは彼の生き方です。

その生き方には、現代の私たちが学ぶべき「かっこいい」要素が満載です。

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専門性と人間関係

白洲次郎は、社会的地位にかかわらず、一貫して人々と向き合いました。

彼は権力者に厳しく、社会的地位が低い人々には優しさをもって接しました。

この姿勢は、真のリーダーシップが地位や権力ではなく、自分自身の考え方や原則に従って生きることによって成し遂げられています。

自分の生き方をブラしていません。

 

彼の生き方からの学び

白洲次郎の生き方は、現代社会においても私たちに多くの教訓を与えています。

自己中心的になりがちな現代において、彼のように社会全体を思いやり、行動することの重要性を再認識させられます。

また、自分の信念を持ち、それに基づいて行動することの大切さも教えてくれます。

後は、「勇気を持つこと」の大事さも学びました。

彼は、戦後処理でGHQに思いっきり反抗、というか言うべきことは言う姿勢を貫くのですが、そんなことはなかなかできません。ましてや戦後なのに…

 

あと、引き際がカッコよかったです。通商産業省を立ち上げて、これから本格始動だ、という所で身を引いたり、戦争に反対していて、いざ開戦が決まったら途端に仕事を辞めて農業を始めたり…

 

こういう所も真似したいです。過去の栄光に縛られない姿。

良いですね

https://image.chess443.net/S2010/upload/2020060500008_2.JPEG

白洲次郎のこと~従順ならざる唯一の日本人 - 榊原英資|論座アーカイブ

 

個人的な感想と読者への質問

この本を読んで、白洲次郎の「かっこいい」生き方には多くの真似したい部分がありました。

彼の一つ一つの行動には、深い思いやりと社会への貢献が込められていると感じます。

他人の権威に恐れることなく、自分自身の原則に従って意思を貫き通す部分は、特に参考になります。

まあ、孫ができたときにはその限りではなく、好々爺になったようですが…

 

結論

白洲次郎の生き方は、今を生きる私たちに多くを教えてくれます。

権力者には厳しく、地位の低い者には優しい態度をとり、自己犠牲と奉仕の精神を持つことは、やはりカッコいいと言ってよいでしょう。

私たちも彼の生き方から学び、日々の生活に生かしていくことが重要です。

白洲次郎のことをもっと勉強したくなりました。

 

 

 

この映画も見ようかな…