とにかくつらかったけど、いくつか学べたことがあるので、それについて書いていきたいと思います。
ナチスドイツからユダヤ人を救った杉原千畝と『シンドラー』とは?(2) – Guidoor Media | ガイドアメディア
ナチス占領下、ユダヤ人が迫害されている状況で、1000人以上のユダヤ人を救った人物です。
すごく簡単にラジオの内容を要約します
- ドイツ人だが、別にユダヤ人を差別していなかった女好きのシンドラー
- 労働力として安い、という理由で自社の軍用なべ工場でユダヤ人を働かせる
- 迫害が厳しくなるものの、軍にひたすらわいろを贈って仲良くし、自社の労働力は確保する
- 最後、ユダヤ人収容所が取り壊され、全員がアウシュビッツへ送られるという状況になる
- 自分の金をほぼ全て使い果たし、ユダヤ人労働者を自分の故郷、チェコに送る
- 終戦。ユダヤ人1000人が生き残る
大体こんな感じです。映画もこんなストーリーです。
簡単に言えば、ひたすらわいろを贈り続け、ユダヤ人を救った人物です。
ラジオでは、
「なぜ自らの命も危険にさらしながら、このような行動をしたのか」
という点を中心に語られています。
最終的には、よく分からないが、少なくともこの時代に
「ユダヤ人を仲間だと思っていた。仲間であるという認識があると、人は他人を救う(絶対ではない)」
ということが分かった、というのがラジオで語られています。
シンドラー自身も、明確な理由を持っているわけではなかったようですね。
思ったこと
- シンプルに迫害の歴史がキツい
- 人が行動をする理由って、複雑
- 本当にいい人ってなんなんだろう
という感じです。
ラジオである少年の手記が語られていますが、シンプルにきついっす。
ラジオで話聞いているだけなのに、このキツさか、、、って感じました
後は、シンドラーもそうですが、明確に「この理由」だからこうした。というものでもないって言うのは、確かにそうだな、と思いました。
「あれ」や「これ」、他にも「過去とのしがらみ」などすべてが複雑に絡み合って、
実は僕たちは行動をしている。
単純に説明できない動機、って言うのが人の中にはあるんだろう、と感じました。
あとは、シンドラー、普通に女癖悪いし、わいろ使いまくるして、とても単純に
「いい人」
とは言えません。
が、すごいことを成し遂げた。
これがなんだかリアルだな、と思いました。
絶対的正義マンみたいなやつはいなくて、弱さや悪さがありながら、逆に強さや良さもある。それがいろいろ入っているのが人間だよな、と思いました。
映画「シンドラーのリスト」のあらすじと評価映画
ラジオを聞いた後、つい見たくなったので「シンドラーのリスト」を見てみました
- 白黒でこれかあ…
- これが正しい金の使い方か