エーリッヒフロム著の「愛するということ」を読んだ。
一般的な恋愛指南書とは全然違い、恋愛の技術ではなく、愛するということ自体が技術である、ということを一貫して主張する。それは、異性愛だけでなく、兄弟愛、母性愛など、多岐にわたる愛について考察している。
基本的な主張として、愛するということ=愛を与える、ということだという。
愛を与えることによる、目に見えない形の見返りがに幸せを感じること、それが技術であると主張する。
それってめっちゃ難しいんだよ、ってずっと語っている
そのためには、自分自身を鍛える必要がある。まず、前提条件として、人を愛するには自分自身を愛する必要があるらしい。つまり、自分自身について何かを与えて、それによって自分自身になにかをもらう、ということだ。
書いていて、全く持って何を言っているのかわからない。
それも即物的な何かではあまりよくないらしい
ちょっと高めのアイスをご褒美にあげる。というのは、資本主義にのっとった幸せらしいから、本来的な意味での愛ではないらしい。
例えば体に良い食べ物を食べて、それについて自分に感謝する、といったことだと思う。
最後のほうに、人を愛するための技術について触れられている部分がある。
愛するための基本条件として、まず、ナルシシズムを克服する必要があるらしい。
自分本位となることをやめて、あらゆる人に対して客観的になれということだ。
客観的にものを見れるようになってこそ、人を愛する準備が整ったことになる。
自分自身に対しても客観的になる必要がある。
瞑想みたいなもんで、自分が外界や自分が考えたことに対して、どう感じたかを正直に感じることだ。
人に何かを言われたときに、「ああ、今自分イライラしているな」とか、「悲しい気持ちになっているな」とか感じられるようにする必要がある。
それができるようになったら、他人が今何を感じているのか、気にかけられるようになるのだと思う。
一番自分が簡単だろうしね。
そのためには、素直になるのが一番大事だと思う。自分を認めてやるって、実は難しいからね。
最後に、愛するということは、人に何かを与えることで、見返りとして何も期待しない、与えたという事実に喜びを覚えることが、非常に大事だという。
それを好きな人だけでなく、あらゆる他人にできるようになると、人として成長できるらしいよ
頑張りましょう。
この記事に関しては、2回目読んだらまた書こうと思います。
あんまりきちんと理解できてないや。