さってーさてさてー
水道局の事件について語ります。最初の大物ですね。
簡単に言うと、地下水道にいた難民に麻薬を配ってる悪いやつら(水道局、貴族が運営)がいて、そいつらを取り締まったら、いろいろな悪い組織っぽいやつや、軍が考えている悪いことも見えてきた、って感じです。
やっていたのは、基本的に難民を誘導することです。難民の皆さんを国営農場へ移動させて仕事を与えてやるのがそもそものやることです。
ただし、こんなことをされると麻薬配っている側は困るわけです。金のなる木が消えますから。
というわけなのですが、陸軍情報部第1課、第3課と並列ですが、仕事内容は格上です。そこの課長、コネリー少佐は、
「水道局からは多額の寄付金を受けているから、麻薬の取り締まりなんかすんな」
と国を守る立場の人間とは思えぬ発言をします。
まあこの人もいい人です、という紹介はいつかします笑
というわけで、麻薬を発見してとっ捕まえますが、すぐ保釈されます。
普通はやる気なくなりますが、ここでやる気を出すのが第3課です。いっぱい保釈金積ませてもうけることをできなくさせようというわけです。
水道局のミヨン局長はブチギレ、3課を殺すように命じます。
んで、火炎放射兵装(フレイム・スロウワー)が登場します。伍長の仲間みたいなもんですね。
こいつが敵味方殺しまくります。
ちなみに中身は純粋は少年です。訳ありで人を焼き殺すことでしか人とのつながりを感じられない状態になっています。
いったんみんなで逃げます。
逃げて、とっ捕まえた一人からいろいろ情報を聞き出します。
んで、麻薬の証言を確保することに成功します。
この時に実は、パンプキンシザーズの名前の由来が語られます。正直ダサいと思いましたが、由来を聞くとかっこよく思えてしまいます。
まあ、戦災復興部隊ですから、そういう任務をしていくのですが、当時は貴族が支配しています。大体民のことなんてどうでもいいと思っていますから、そこからむしり取ろうとする貴族がいっぱいいて、ほとんどが「人為戦災」のわけです。貴族の私利私欲を満たすために、民が苦しんでいる構図ですね。
んで、今みたいにネットがないですから。情報を伝えられない。そして貴族だから金がある、権力がある、両方があるから暴力もある。
こんな状態で幾重にも壁を作って自分の利権を確保していたわけです。
その壁を、分厚いかぼちゃの皮に例えています。
んで、何が必要かというと、かぼちゃの皮ですから、刃が必要なんです。
カボチャ抜きばさみのような分厚いやつです。いかなる外皮も切り裂いて断ち切れるような。
だから、「パンプキンシザーズ」なんです。
という説明をして、証言をして自分は裏切ったカス野郎だと自暴自棄になる青年を元気づけます。
タイトルはダサいので、この作者は営業はできないかもしれませんが、内容はかなり深いものを持っているなといつも思います。
外見にだまされるな
そんなことも言われている気がします。
いったん終わり