カルッセル編ですね。テーマは「愛」について、とでも言っておきましょうか。
ちなみに、カルッセル編までに、ローデリア国のセッティエーム姫とマーチス准尉の物語や、クレイモアワン(第一の大剣)の副長が鬼強く、クレイモアワンは、「恐怖」という名の情報を創り出すことをもって抑止力とする、という存在意義を示したソイル銀行事件や、住民を使って軍事教練させまくっていたユーゼフさんの話とか、郵便局員横領事件とかいろいろありましたが、すっ飛ばします笑。
気になる方はマンガ読んでください。ちなみに、クレイモアワンの話を読むと、世の中にはいろいろな「正義」があるんだなあ、という気になりますのでお勧めです。
さてさて、ではカルッセル事件でに参りましょう。
初めて、陸軍情報部第2課が登場します。要するにスパイ組織です。ちらっと話した郵便局員横領事件で、第2課の機密文書が3課にわたり、いろいろあって解読しちゃいました。いずれ説明しますが、統合解析者「スクリプター」と呼ばれる人がこの世界にはいるので、そういう人が解析しました。
その機密文書っていうのが、フランシア伍長(女性)からのSOSでした。カルッセルという町から出てきています。
ですので、2課のヴィッター少尉とアリス少尉と、オーランド伍長で、この町のSOSの現状と、ついでに戦災の出張査察ということで、現地入りします。
いろいろ変な町なんです。ここ。
装甲列車という列車が、町の周囲をぐるぐるしています。砲台がのった電車ですね。それが町の外環にあって、侵入者を撃ち殺してやるぜ、というものです。
まあ、お隣が共和国といって、まさに敵国に値するので、そういうものも必要だったわけです。
まあ、というのを見せつけられた後に入場するわけですが、この新顔ヴィッター少尉は、オーランド伍長とアリス少尉の関係が気に入っていません。
まあ、ぶっちゃけアリス少尉がオーランド伍長のこと好きなんじゃね?と思っているわけです。あくまで君らは上官と部下なのだから、そんな気持ちを捨てなさいというわけです。
んで、アリス少尉はその辺の理解が全く持ってないので、
「私がもしオーランド伍長のことが好きだったら、なんと不誠実な心で戦災復興をしていたのだろう?」と謎の自己嫌悪に陥ります。
まあ、意味不明ですね。普通はドキドキして相手の顔が見れないよう、とかなるのになぜか自己嫌悪ですから。
まあ、これが今回のメインのテーマです。好きとか嫌いとかの「好意」と上官と部下との「関係」をどうやって取り扱えと?
という質問が飛んできます
次回、答えていきましょう!
終わり。