はい、マスターキートンで、8巻は飛ばしていきなり9巻の紹介に入ります。
8巻はシリアス話が多かったので、ほのぼの話がなかったので、飛ばしました。
今回は、CHAPTET7 5月の恋 です。
この話では、第二次世界大戦前に日本に来ていた、ウィルキンスというイギリス人の研究者がいました。
この人が、日本で研究をしているときに熱中症で倒れてしまい、1週間ほど、幸子さんのいる家で看病を受けることになります。当時幸子さんはまだ学生でした。
1回だけ看病をして、話をしたときに、二人はなんと恋に落ちました。
一目ぼれでしょうか。しかも両思いです。
なんて早いんでしょう。
しかし、そのあとはろくに話もせず、お互いに会うこともなく、50年ほど月日が経ちます。
幸子さんは、戦時下を乗り越え、夫と結婚し、子供を立派に育てました。
夫と死別し、子供たちも立派に巣立っていくと、その、過去の恋のことが思い出されるようになり、なんとイギリスまで来てしまいます。
イギリスまで来たのはいいのですが、ウィルキンスさんのいる村まで行く勇気は出ません。不思議!
もじもじしていたところで、キートンの娘の百合子と出会い、百合子は行動できなので、二人でウィルキンスさんがいるという村へ電車で行きます。
実は、幸子さんのもじもじタイムは、なんと3日間、
ずっとロンドンで会いに行くか迷っていたらしいです。まあなかなか踏ん切りがつかないんですねえ。
びっくりですが、気持ちはわかります。好きな子に告白しに行くみたいなもんですから、なかなかいけないでしょう。
しかも、50年くらい合わずに暮らしてきて、もはや面影もないわけですから、逆に会いに行くほうが変という感じですよね。普通に、、、
そんなこんなのもじもじを百合子に説得されて、会いに行きます。
二人の出会いは、5月、こいのぼりが上がる季節でした。それをきっかけに思い出してほしいと、イギリスまでこいのぼりを持ってきて、町の教会に挙げて、ウィルキンスさんが気づくか、確認していると、気づかれます笑。漫画ですから。
んで、なんとウィルキンスさん、この年まで独身だったようです。ずっと幸子さんを待っていたそうです。
それで、2人は一緒に小道を散歩するという、50年前の約束を果たし、めでたしめでたし、という話です。
これを読んで思ったのは、思ったことは行動しなくちゃ始まらねえ、ということです。
もし仮に幸子さんがこのままロンドンでもじもじしていたら、何も起きなかったわけですから。
仮に、ウィルキンスさんが結婚していて孫と悠々自適の生活を送っていたとしても、別に失うものはないですしね。ちょっとショックかもしれませんが、どうなっているか知らずに帰るよりは後悔ないのではないでしょうか?僕だけ?
それに、忘れられていたとしても、まあ、しゃーないでしょう。僕やったら結構傷つく気もしますが、仕方ありません。50年越しですから。
でも、絶対に知ろうとせずに、行動せずにいるよりは、絶対に会いに行ったほうが後で後悔しないと思います。
今まで、告白せずにそのままほっといてしまった恋が何個あったことか…
振られてもいいから、告白しとけばよかったと、今でも思うことがあります。
28歳独身ですから、さみしいのです笑。
そんなこんなで、幸せに暮らすには、行動力も大事ではないでしょうか?リスクを恐れず頑張りましょう。
おわり
アディオス。