今回は、
日経エンタテインメント!が編集した著書
『TikTok ショート動画革命』
について書いていきたいと思います。
[rakuten:vaboo:19048546:detail]
この本は、TikTokから始まったショート動画の流行を理解し、バズを生むための作り方や活用法を教えてくれる一冊です。特にインフルエンサーへのインタビューが豊富な一冊でした。
本書の内容と感想を紹介します。
本の大事なポイント
TikTokは、独自のレコメンドシステム、短尺動画の優位性、拡散するための豊富な施策があることから、大勢のフォロワーがいなくても魅力的な動画を出せば、一気に拡散することが魅力です。
以下の3つがポイントでしょうか。
- シンプルにおすすめ機能と、編集コスト低下がすごい
- 思ったよりモノが売れる媒体になっている
- たくさんのインタビューを読めるので、経験値が溜まる
この本では、TikTokがなぜこんなに流行したのか、という部分の分析と、その媒体で成功したインタビューで構成されています。
まずTikTok側で言えば、2つ。
1つ目は、AIによるおすすめ機能がすごい、ということ。
私も2時間くらいつい見てしまうほど、いいものをおすすめしてくれます。
気が付いたら時間が過ぎてしまった、というくらい面白いです。
そして、編集コストの圧倒的削減。CapCutというアプリが使われているのですが、ビビるくらい便利でした。
その結果、モノが良く売れる媒体に成長した、という感じです。
そして、そこで成功した人たちの意見をたくさん聞けるので、体系的にまとまっているわけではないですが、色々と参考になる情報が多かったです。
感想
『TikTok ショート動画革命』は、「ちゃんとTikTokについてじっくり解説します!」というよりは、
「解説はそこそこに、とにかく成功例をいっぱい知っとけ!」
的な本ですね。
本書は、豊富なケーススタディと関係者インタビューを通じて、TikTokが持つ高い拡散力や実際に売れた商品の施策など、TikTokの売れる仕組みをいろいろな角度から知ることが出来ました。
いろんな売り方があるものだ、と参考になります。
個人的には、動画のクオリティ、というのは、クリエイターの個性を一番素直に表した撮影や編集ができたものが高い、ということなのではないかな、と思いました。
それほど全員がそれぞれのやり方を極めている、と感じました。
みんなにある個性は、ある人はエフェクトで盛りながら、ある人は冷静にわかりやすい解説をしながら、それぞれがそれぞれの流儀によってやっているな、という印象でした。
下手に教科書的に教えられるよりも、こういう現場の声みたいなものを多く聞く方が、実際には有益な情報なのかもしれません。
ドミノピザの事例とか見たら、本読んでるだけでちょっとピザ食べたくなりました。
そんな感じで、大量のインタビューノックを受けてみたい方には、おススメです。
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おわり
あでぃおす
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