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『ばらかもん』9巻の感想:町民体育祭での半田先生の奮闘で、村人への第一歩を刻む:書評

さて本日は

 

ばらかもん」9巻を読んで、町民体育祭での話が面白かったので、感想を書きました。

 

 

 

 

あらすじ

町民体育祭の花形競技であるリレーの選手に選ばれてしまった書道家の半田清舟。半田が人目を盗んで(バレバレ)朝練に励む中、その体育祭を通じて村人に染まっていく様子が描かれています。

そして、そこには来年には島を出るヒロシーー

 

感想

ばらかもん』9巻では、田舎っぽいイベント、町民体育祭の様子が描かれています。

。20代の半田先生、「働き盛りは参加しない」町民祭に、ほぼニートなので強制参加になります。バレバレながら朝練もします。

そんな感じで村人と交流していく中、半田先生が明らかに村に染まっていく様子が描かれていました。

色々あって負けるんですがが、体育祭の打ち上げのシーンで、高校3年生のヒロシが物憂げな表情をしているシーンがあります。

 

ヒロシはこの9巻の前半で、料理人を目指すべく就職面接をしていたのです。

それは、この島、この村を来年から出ていくことを意味しています。

 

そんなヒロシにとっては最後の町民体育祭ですから、いろいろ思う所があったんだろうな、と思うと、私が大学で大阪に出ていった時のことを思い出しました。

 

すごく未練があるのか、と言われれば違うんですが、そうか、一人で遠いところに行くのか、という何とも言えない気持ちを感じたなあ、と思い出しました。

 

まとめ

ばらかもん』9巻は、五島列島の自然と人情が詰まった田舎者には面白い作品です。もちろん都会の人も楽しめます。

五島列島に移住したくなる?ばらかもんをぜひ読んでみてください!

 

 

 

 

 

おわり

あでぃおす