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パンプキンシザーズについてひたすら語る②~最初の戦い、辺境ダム野党制圧~

さて、第2回です。岩永亮太郎著 パンプキンシザーズについてひたすら語ります。よろしくお願いします。

 

前回、陸軍情報部第3課が、頑張って戦災復興しますよ、ちっちゃい部署ですよ、という話をしました。

 

第1巻で、主人公、ランデル・オーランド伍長と、3課のメンバーが出会います。冒頭の描写でわかるのですが、3課の実働部隊リーダー、アリス少尉は、戦争に参加したことがありません。士官学校時代に、停戦状態になるので、実戦を知らない士官です。

 それに対して、ランデル・オーランド伍長は、めっちゃ戦争してます。後々わかってきますが、意味不明な戦い方をさせられています。一般兵なのですが、特にしんどいというか、お前らなんか死んで来い、みたいな戦い方をさせられています。ですが、もともとの性格は非常に温厚、戦争反対!って感じの性格ですかね

 

 そんな感じで、いわゆる戦災がある辺境の村で、2人は出会います。野党化した兵隊10名程度が村の奥にあるダムを拠点に生活しています。何かあれば村の住民を脅して食料をせびります。ただでさえ戦災で仕事や食料がなく、しんどい状況なのに…。特に、銃はともかく、戦車で持っているからたまったもんじゃありませんね。

 んで、その村を視察していた三課メンバーが、その状況に気づきます。アリス少尉は、先ほど説明しましたが、実際に戦争をしたことがなく、正義をかざして猪突猛進する感じのタイプで、理想に燃えています。「私こそ正義だ!!」って感じですね。

 はたまたオーランド伍長は、普通に職探しをしながら飯を食ってます。なんかでっけえ男だな、という印象しか受けません。飯を食っていたら、戦車がやってきて、村人を脅して食料を奪おうとします。

 当然アリス少尉。「やめんかい、許さんぞ」といいます。ここですごいのは、戦車に対して短剣1本で向き合っているのです。あほですね。

 まあ、まんがなのでそのまま打たれたりはしません笑。ただ、野党化した兵隊さんも元軍人です。「こいつ正義かざしてうぜえな」と思います。

 んで、ちょっとこの戦車は特殊な弾を載せています。K-3、化学弾頭です。要は毒ガスです。いい感じに人を弱らせる…。

 それを打っていったん退散していきます。3課もあほではないですから、戦車が去って行ってラッキー、対策考えよ、という風になります。

 さらに、住民からしたら「戦車追っ払ってくれた、すげー」となりますので、ちゃっかり歓迎を受けたりします。

 その夜に、化学弾頭が効果を表し、住民がバタバタ倒れます。さあどうする、、、

 「毒ガスっつったら抗体があるはずや!」ということで、野党の根城に乗り込みます。

いよいよここで、オーランド伍長と三課の初実戦が始まります。

 アリス少尉は、オーランド伍長に興味を抱いています。イケメンとかではなくて…

こいつには何かがある!と感じているようです。漫画ですから…そういうの無いと話が進みませんからね。

この後の戦いで、オーランド伍長は果たしてどんな人間なのかが明らかになります。

 

それでは次回に続く!