はい、合同会議編③です。
ロンダリオとアベルが中枢に商談に行くところから開始しましょう。
というのも、この時のロンダリオのセリフが好きなんです。
貴族に、「金を求めるなんて汚らわしいぞ、見返りなんぞ一切求めず差し出せ」
といわれます。武器弾薬を扱える人たちを売り込んでいます。高いから文句を言っています。
それに対してロンダリオ
「金のどこが汚い、人間が取り決めた約束事、その最古の1つだろうが!!」
と
国家を体とすると、中枢は臓器なわけです。民衆は四肢でしょうか。
すると、金という血液を回さないと、体が死んでしまうわけです。
なかなか良いたとえをしますよね。金というものと、政治というものを勉強している感じが出ますね。偉そうな感想を言っていますが、私はたいしてわかっていません。
最終的に、一番必要なのは、日常だ。というわけです。
うーん。新型コロナ下の我々にもしみる言葉ですね。オリンピックとか、都議選とか、どうでもいいんです。
まずは、私たちに、仕事終わりの1杯とか、友達との飲み会とか、旅行とか、深夜まで騒ぐとか(これはよくないかも笑)、そういう日常をくれよ。
という話です。もっとそれに全力を注いでくれよ、と。
さて、今回のテーマの英雄に話を戻しましょう。
ちなみにロンダリオも英雄候補です笑。
いよいよ本命?ハーケンマイヤーさんです。
彼女は英雄=人々から頼られるもの、かっこいいもの
という至極まっとうな意見を持っています。
ですが、彼女は人々を助けようとして、クッソぼろぼろにされたオーランド伍長や、頼られているのに何もできない自分を見て、
「英雄」なんてきつすぎて人間には無理や、と
誰かを助けようとしてぼろぼろになって、ゴミのように死ぬだけなんだ、
という悲しい思考回路に陥ってします。
でも、英雄でもなんでもない看護師に勇気づけられます。
英雄でもなんでもないのに、自分も品詞状態なのに自分の命を懸けて子供を助けようとするんです。
すごいですよね。
理由は「ナースだから」
まあまあ意味不明ですが、使命感とでもいえばよいでしょうか。それでもなかなかできませんが…
その言葉を聞いて、ハーケンマイヤーさんは吹っ切れて、「正義」を求めてテロリストと戦います。
クッソ強いです。バッタバッタ倒しますが、最終的には死にます。悲しい…
そこに真の英雄アリス少尉が参戦するわけです。
アリス少尉は、こういいます。
「命の限りを尽くすもの全員が英雄だ」と
そのうえで、他者に英雄を求めてしまうのは、
「そういう仕組みなのかもしれないな」
と、どういう仕組みやねん!!
多分後で出てくるでしょう。
ですが、いずれにせよ、みんな英雄だけど、それでもなお求めてしまう何かがあると、
アリス少尉にしかわかりません。
さて、ハーケンマイヤーさんは死んじゃいます。多くの人を助けて、
これも英雄の形の1つだと思いますが、それでもなおアリス少尉に上を願ってしまった。
それほどに、英雄というものは皆から欲されるものなのでしょう。
さて、次は三課のみんなの活躍をどんどん紹介していきましょうか笑
おわり
あでぃおす