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書評:ファクトフルネス ~さすがベストセラー~

 


 

さて、今日は2020年の上半期ベストセラー

ハンス・ロスリング著

FACTFULNESS(ファクトフルネス)

FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣 [ ハンス・ロスリング ]

価格:1,980円
(2022/8/30 23:35時点)
感想(85件)

について書いていきたいと思います。結構流行の時期に買った記憶はあるんですが、読んだのがいまさらになってしまいました。

 

  • めちゃくちゃ簡単に内容を言うと、
  • 人間には10個の思い込み本能、バイアスのかかった見方をする本能がある。
  • ファクトフルネスは、これらの本能を外して、世界を客観視する能力だ
  • ファクトフルネスがないせいで、真実を見失うことがかなり多く、ほとんどの大人が間違えている。
  • 世界に関しては、悪いニュースが目立つが、実際はかなり良化しているから、ポジティブに行こうぜ。

ということになるかと思います。

 

いい本だし、書かれていることは個人的にも正しいと思うし、ファクトフルネスは広まった方が人類にとっていいことだろうな、と思いました。

 

広まったほうがいいなと思った理由は、小難しい話ではなくて、「世界は悪くなっている」よりも、「世界は良くなっている」という方が生きていくの幸せになりそうじゃない?という単純な理由です。

 

そしてそれを指し示す証拠があるというのなら、みんなでお互いに褒めれば、みんな幸せだと思います。当然悪い点は治していかなければいけませんが…

 

 

 

んで、個人的に思ったことは、10の本能をもっと簡単にまとめてみると、

「人間(自分も)はみんな大して頭が良くない」

という理解をすることだと思います。

 

 

そうすれば、自分の考えに対して疑いを持ち、証拠を探そうとします。そうして正しいデータを見ようとすれば、ファクトフルネスができます。

また、他人が言っていることが本当か、と疑えば、同じように証拠を探そうとすると思います。そうして正しいデータを見ようとすれば、ファクトフルネスができます。

 

たった1つの疑問を常に胸に持っておくことが、大事なんだと思います。

「本当にそうなのかな?」

これを考えて生きて行けば、おのずとファクトフルネスができる気がします。

それに伴い客観視が重要なんでしょう。

 

もちろん、考えても分からないこともあるし、データがないこともあるとおもいますが…

 

 

関係ないですが、僕がよく思うのは、転職するなら3年は働け、ということはよく言われます。

親によく言われましたけれど、その親は別に3年で転職したわけではありません。それはどこにデータがあるんだよ、と思うけれど、意外とそんなデータは無くて、早く辞めたって別に問題がないことはいろいろ調べると分かってきます。

 

 

 

こんな感じで、疑問をもって、自分が考える一番正しそうなものを探せばいいんだと思います。ちゃんと疑問を持って考え続けたら、割と政界に近い答えを誰でも出せる気がします。

 

最後に、この本がなぜこんなに売れたのかを考えてみました。

こんな言い方は何ですが、内容ではない気がします。

内容も当然いいですが、内容が良いけど売れない本は結構多くあります。

 

僕のなかでこの本が売れた理由は

「まるで小説のように読みやすい」

からだと思います。文章が非常に読みやすいから、売れたんだと思います。

 

 

読んでみてください。するする読むことが出来ます。躓く場面が非常に少ない。

内容×読みやすさが重なったので、非常に売れたのではないでしょうか。

 

ですので、読みやすく、ためになる、ベストセラーにふさわしい一冊でした。

 

おわり

あでぃおす。

 

FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣 [ ハンス・ロスリング ]

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