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書評:教養としてのコンピューターサイエンス

 


 

さて今日は、ブライアン・カーニハン著

教養としてのコンピューターサイエンス

について書いていきたいと思います。

 

教養としてのコンピューターサイエンス講義 今こそ知っておくべき「デジタル世界」の基礎知識 [ ブライアン・カーニハン ]

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(2022/9/30 06:57時点)
感想(1件)

 

正直、難しかったです!!。

よく分からない単語もいっぱいありました。

しかし、わからない中で分かったことは、

 

  1. PCやインターネットの仕組み自体は非常に単純
  2. 単純な動きを超高速化して、複雑な動きを可能にしている
  3. PCやインターネット上には、多種多様な危険がある

ということですかね。すげえ簡単にまとめると…

 

Cookieに対して、すげえ嫌悪感を持っているんだな、と分かる一冊でした。

あんなのはできるだけOKするな、と書いてありました笑

それから個人情報がいくらでも抜かれうるということを後半はずっと話していて、パスワードなんかは気を付けよう、と思います。

 

 

中身についてですが、

前半はを簡単にまとめると

  • コンピューターが二進数で動いていることや
  • どんなハードウェアが使われているかの紹介
  • それぞれがどのような原理で動いていて、それがコンピューター黎明期からそれほど 仕組みやハードウェア自体は変わっていない。

 

基本的な原理は、ずっと同じだそうです。

ただし、変わったのは、処理の速さ

これが異常に発達したことで、ウェブやアプリなども、およそ二進数でやっているとはとても思えないような動きを披露しています。

タッチパネルとか変換機能も、よく考えたらどうなってんねん、という風に改めて思いました。

 

とまあ、そんなことを分かりやすくは無く書いてある本です。

分かる人には分かるんでしょうが、とにかく、カタカナが多いんです。

 

説明は入れてくれているんですが、第2章で紹介されている単語が、第10章では当たり前のように出てきて、1回読んだだけではわからないんです。

基本的なことが分かっていないし、そんな簡単に「プロトコル」は何だとかは覚えられません笑。

 

ただし、1個いいことが分かります。WifiやPCを治すときになんか、色々意味不明な用語が出てくるじゃないですか。あれが出てきて、どういう役割を果たしているか、というものがなんとなくわかった気になれます。

 

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感想(1件)

後半はCookie大嫌いです、という話がいっぱい出てきます。

特に、個人情報が抜かれまくる危険があることについて、ずっと警鐘を鳴らしています。

住所とかの「the個人情報」だけではなく、例えば、電話履歴や、GoogleMapでの訪問履歴から、こいつはどんな人なのか想像できますよね。

そうすると、もう少し情報を補強して推測したら、個人を特定できそうだ、ということが分かると思います。

 

冷静に、Googlemapに自宅を覚えてもらっていますからね。

それで、うちのアパートの住人6人くらいですから、1億分の6まで減らすことが出来ますもんね。

あとは、移動先とか調べたら、大体会社が分かるので、そこまでばれたら大分ヤバい気もします。

訪れたサイトから、調べ物の傾向から、大体こいつが誰かわかるでしょうし。、、

 

この辺がいちばん個人的には怖かったです。直接的な個人情報だけではなく、間接的な個人情報からも情報が抜かれうる、という事実を

 

恐ろしいですよ。

パスワードは、皆さん、ちゃんと更新しましょうね。

*かくいう私は全然やっていません。

これを機に、なるだけがんばります…

 

おわり

あでぃおす

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