さて、
について書いていきたいと思います。
今回は、「キヨば」の葬式のお話を書いていきたいと思います。
漫画全体のあらすじ
「ばらかもん」は、都会育ちの書道家・半田清舟が五島列島にやってきて、島民たちとの交流を通じて成長していく様子を描いた漫画作品です。
主人公・半田清舟の紹介
半田清舟は、書道界の重鎮を殴ってしまったことで、罰として五島列島へ送られます。そこで彼は、自然豊かな環境や個性的な島民たちと出会いながら成長していく様子が描かれています。
島民たちとの出会い
半田清舟は、五島列島に到着すると、島民たちと出会います。彼らは、都会育ちの半田先生に対して、最初は戸惑いを見せますが、次第に打ち解けていきます。
特にガキンチョに人気になります。
書道家としての成長
半田先生は、五島列島で過ごす中で、時に田舎の自然の、時に田舎の人々にインスピレーションを受けながら、書道家としても成長していきます。
都会と島を行き来する日々
半田清舟は、五島列島で過ごす中で、自分自身や書道家としての将来について考えるようになります。そして、都会と島を行き来する日々を送りながら、自分自身を見つめ直すことになります。
感想:面倒だろうけど、だからこそ…
この話では、「キヨば」が亡くなったことで、葬式が行われます。
この漫画全体でも、特に好きなエピソードで、ガチで3回くらい泣いています。
僕が子供のころはお葬式って本当に漫画のような感じだったんですが、田舎の葬式って、近所の人が集まって料理を準備したりするんですよ。
葬式の準備を地域と親戚総出でやる感じです。
絶対に面倒だったはずなので、最近はどんどん簡略化されてきています。
だから、田舎の葬式って忙しいんですよね。
漫画の描写でもありましたが、文字通り「悲しむ暇がないくらい」忙しいんです。
喪主を息子や娘っっていう一番悲しむべき人たちがやるからなおさら。
まず通夜の前から忙しいし、線香絶やしてもいけないから徹夜しなくちゃいけないし、なんか体力的にも大変。
このお話では。近所の「育ねえ」と呼ばれる30歳くらいの看護師が出てきます。
この人は亡くなった「キヨば」と一番一緒にいた人で、喪主ではないですが、葬式を取り仕切っていました。
その人が忙しいので、出棺の所までは全然悲しいそぶりを見せなかったんですが、いざ出棺したときに「大泣き」するシーンがありました。
ここでなんか僕、毎回泣いちゃいます。
うちのおばあちゃんが亡くなった時のお母さんがこんな感じだったんで、なんかいろいろ思う所がありました。
なんて言うか、そういう面倒なイベントが田舎に多いんですが、だからこそ地域がつながっていて、それはそれは面倒なんですが、だからこその良さもあるのかな。
だからこそただのご近所さんが大泣きするようなことがあったのかな、と思う次第です。
こういうウェットな関係が人間本来の関係なんじゃないかなあ、と思ったりした「ばらかもん8巻」でした。
おわり
あでぃおす。
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