6巻はちょいと重たい話が多かったですね…
マスターキートンはどんなマンガ?
考古学者兼保険の調査員である平賀・キートン・太一が主人公のマンガです。
実はイギリス特殊空挺部隊(SAS)に所属していたこともあるサバイバルのスペシャリストでもあり、設定もりもりの主人公です。
この主人公が、昔からの夢である考古学者になりたいのだが、現実は講師に就職することすら厳しい…
仕方なく危険な業務もある保険の調査員をしながら、いろいろな事件を解決していく、という物語です。
今回は6巻について書いていきたいと思います。
私の大好きなセリフがある「アザミの紋章」について取り上げます。
「アザミの紋章」あらすじ
とある日本の神社にまつわるお話。
日本の神社に、昔からスコットランドの「カーマイクル卿」の時計が保管されていた。
その出所を探してキートンが調査をする、という話。
その中で、神社とカーマイクル卿のつながりや、カーマイクル卿の悲しい過去が明らかになります。
最終的には、バッドエンドで終わりそうなところを、ちょっと希望を持たせるような形でで締めくくられる。
重たいですが、最後にちょっぴり希望が持てた、そんなお話です。
感想~ストーリーが面白かった
マスターキートンて、歴史的なことが学べたり、現代の事が学べたり、豆知識が学べたりするマンガなんですが、今回はそのあたりはありません。
「天狗は外国人が漂流した説」くらいのものです。
ですが、ストーリーが非常の面白かったです。
小説にしたらいい落ちもつけれていい作品になっただろうな、というようなちょっと爽快なストーリーでした。
とある紋章を探すのですが、その発見の仕方がすごく意外だったりします。
あと、妙に納得できる構成になっているのも見逃せないですね。
伊坂幸太郎ばりのすっきり感のある短編でした。
気になる方は、マンガ読んでみてね。
おわり
あでぃおす。